ルンバe5を3年以上使って来た感想 気になるところもあるが便利

デジタル系

アイロボット社より発売されているロボット掃除機ルンバ。
我が家では8年以上利用しています。
現在は下記のルンバe5を利用しています。


以前は、ルンバ527というモデルを5年ほど使っていました。
527はもう販売していないようです。

長年、使って来て、便利だなと思ったところや、反対にこれはどうかな……と思ったところなどをお伝えしたいと思います。
527はもう販売されていないので、e5に対する評価になります。
購入を計画されている方は参考にしてください。

なお、基本的にはとても便利な家電だと思います。
あとは、ライフスタイルに合うかどうかですね。

基本事項・ルンバの機種について

ルンバには数字3桁で表すモデルと「i」や「e」や「S」のアルファベットで始まるモデルがあります。

数字のモデルは数字が大きいほど高性能です。
アルファベットで始まるモデルは、今のところ「e」→「i」→「S」の順に高性能となるようです。

数字モデルとアルファベットモデルの違いですが、実験的な特殊な機能が付いているのがアルファベットモデルと考えてもらって良いです。
現在、数字のモデルは廃番になってきているようで、今後はアルファベットモデルが主流となる模様です。

ルンバe5の良いところ

性能の割に値段が手頃

ルンバe5は値段が5万円前後で、エントリーモデルとして販売されている商品です。
「5万円って、高いじゃないか」と思われたかもしれませんが、もっと高いモデルなら10万から20万します。
それに比べたら、ずっとお手頃です。

ダイソンのコードレス掃除機も5万くらいするわけで、同じくらいの価値と思ってください。
しかし、エントリーモデルと言いながら、ルンバとしての基本はしっかりと押さえられているモデルです。

床材に合わせて吸引力を調整

これはルンバe5に限ったわけではないですが、フローリング、畳、絨毯など、床の状態によって、吸引力を調整してくれます。
フローリングに傷が付いたことも、畳がささくれたこともありません。
ゴミもしっかりと吸い込んでくれます。

スマホアプリと連携

wifi環境が必要ですが、スマホと連携しています。
つまり、外出先からでも起動させたり、止めたりと操作できます。

一通り掃除が終わり、電池が少なくなったら、自動でホームベースに戻って、充電状態に入ってくれます。
掃除はバッテリーに劣化がない状態なら、大体90分くらい動いてくれます。

スケジュールを決めておくと、毎日決まった時間に起動もしてくれます。

部屋の隅までしっかり掃除

どういう仕組みなのかはわかりませんが、ゴミを発見するセンサーがあるらしく、かなりのゴミを吸い取ってくれます。
四角い部屋の隅にあるゴミも吸い取ってくれます。
ルンバの角に三叉に分かれたブラシがあって、それがうまく隅っこまでフォローしてくれるのです。

家具などにぶつかって、方向転換をするのですが、ぶつかる前にはしっかり減速しています。
また、大きな段差もしっかりと認識してくれて、玄関先に落下するなんてこともありません。

ダストボックスの水洗い可能

そして、ルンバe5の一番の売りと言うべきポイントが、ダストボックスが取り出せて、水洗いできることです。

このため、清潔に使うことができます。
ちなみに最新のi3やS9というモデルはホームベースにゴミ箱があるらしく、そこに自動的にゴミを捨ててくれるそうです。
ただし、値段は少々張りますが。


ルンバe5を使ってみての本音・ちょっとどうかなと思うところ

ホームにうまく戻らないことがある

ホームベースにうまく戻らず、力尽きている姿を何度も見ています。
ホームベースの設置場所に一工夫が必要とはマニュアルにも書かれています。
我が家ではそれに従っているつもりなのですが、どうもうまく終わっていない日があります。

段差によっては傷をつけることがある

家具にぶつかる前には減速しているようなのですが、下記の写真のように一部傷をつけることがあります。
下記の写真は床下収納庫の角です。
これくらいの段差なら減速しないようです。
割れたところにビニールテープを貼っておきましたが、それもはがされてしまいました。

フィルターの掃除が大変

ダストボックスは水洗いできますが、フィルターはできません。
ここにはかなりホコリがたまりますので、これの清掃が結構大変です。
歯ブラシなどでこすっていますが、なかなかすべて掃除しきれません。

ホース類によくひっかかる

下記の写真は洗濯機の横にあるホースなのですが、ここにひっかかって力尽きている姿もよく見ます。
こういうものを避けるのは苦手みたいですね。

手入れがそれなりに必要

以前、充電がうまくいかなくなったので、修理に出したことがあります。
すると、「もう少し手入れしてください」という主旨の回答をメーカーからもらいました。

掃除の手間を減らしたいからルンバを利用しているわけなのですが……
充電端子は汚れやすく、結構マメに布などで掃除しないと接触不良で充電ができなくなります。

部品が壊れやすい

先述した三叉に分かれているブラシや、裏面に下記の写真のようなブラシがあるのですが、これが結構壊れやすいです。
真っ二つに割れたことがあります。

消耗品などの部品が高い

部品が壊れやすい割に、消耗品が結構高いです。
他メーカーが発売している互換品もありますが、それらを使うと保証の対象にならない可能性もあり、微妙なところです。

特に高いのがバッテリーで、2年くらい使っていると結構劣化してくるのですが、交換すると1万円くらいします。
5万円の商品に対し、1万円のバッテリーですから、コスパとしてどうなのかと思いますね。
注:長年使っていると、特別価格で購入できる案内が届きます。

床の片付けをしないと使えない

これは仕方がないことなのですが、ルンバを起動させる前にある程度、床の上に置いてあるものを片付けておく必要があります。

小さな物(特にハンカチなどの布類)は吸い込まれて、故障の原因になります。
広い範囲を掃除してもらいたければ、床の上に置いてある子供のおもちゃ箱などを隅に追いやるか、ソファの上などに置く必要もあります。

我が家の場合、毎日、食卓の上に椅子を乗せています。
これが結構面倒です。

犬や猫は怖がる

室内で犬猫を飼っている人には向かないかもしれません。
抜け毛も掃除してくれますが、犬猫がかなり怖がります。
また、犬猫が粗相をしたところをルンバが通過すると……あとはわかりますよね?

結論・ライフスタイルにもよるが買いです

なんだか、不満の方が多くなってしまいましたが、基本的には便利な家電です。
我が家の場合は毎日外出する際、起動してから出かけています。
帰って来たら、床が綺麗になっているわけで(たまにうまく行っていない場合もありますが)、ありがたい家電です。

しかし、家に普段から誰かがいて掃除ができる環境なら、ルンバではなく、スティック型のコードレス掃除機を使った方がいいかもしれません。
その方が隅々まで丁寧に掃除できるでしょう。

ですが、専業主婦の方は今の時代少ないでしょうし、忙しい日々を暮らしている方には、掃除機をかける時間もなかなかないというのが現実ではないでしょうか?
ルンバなら出かけている間に掃除をしてくれるわけですから、あなたに時間も与えてくれます。

安いモデルでも5万円前後しますが、365日で割れば1日あたり136円くらいです。
数年は使えますから、もっと単価は落ちますし、なにより、得られる時間が貴重です。

時々キャンペーンで安い時期もあるようですし、購入を検討してみてください。

2022年追記・障害物を避けるルンバ新発売

新発売のルンバj7は犬の排泄物やコードなどを避ける新機能が搭載されているとか。
これにより、面倒だった事前の片付けが不必要に?

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