はじめに・赤いニキビに悩んでいました。
まずは、汚い画像なのですが、以下の画像を見てください。
もう、顔にはニキビができない年齢になったのですが、なぜか、背中や肩、ひどいときには脚にもこのような赤いニキビができます。
しかし、一週間後、以下のようにある程度綺麗にすることができました。
年齢的にどうしてもシミみたいなものは残りますが、赤く腫れていたニキビは消えました。
私がニキビを治すのに使ったもの
使ったものは以下の2つです。
クロマイ-N軟膏
詳しくはメーカーのHPを見てもらうと書かれていますが、市販の薬の中で唯一抗真菌成分が配合されています。
市販のニキビ薬は、顔に出来たニキビを想定したものが多いのですが、この薬は首から下のニキビを想定しています。
少しザラザラした黄色い色をした軟膏です。
塗ると透明になるので、色は気になりません。
無印良品のホホバオイル
サイズによって値段が違いますが、このタイプは1本2500円ほどです。
高級メーカーのものは5000円以上するようなので、無印良品のホホバオイルはリーズナブルな製品だと思われます。
ホホバオイルというのは、アメリカ南部やメキシコなどで栽培されているホホバという植物の種子から作られたオイルです。
塗るときは少しベトベトしているのですが、肌の上で伸ばすとサラリとしてきます。
ホホバオイルの主成分は「ワックスエステル」という人間の皮脂にも含まれる成分です。
そのため、赤ちゃんにも使える安全なオイルです。
保湿力も抜群で、抗菌、抗炎症、抗酸化の作用もあります。
私は赤く腫れあがっている部分にはクロマイ-N軟膏を塗り、それ以外の部分にはホホバオイルを塗るようにしました。
結果が冒頭の写真です。
そもそも、顔と背中のニキビは原因が違う?
顔にできるニキビは主にアクネ菌が原因です。
ニキビに悩んでいる方はよく聞く菌の名前だと思います。
一方、背中や肩にできるニキビは主にマラセチア菌や黄色ブドウ球菌です。
一部はアクネ菌もあるので絶対とまでは言えませんが、つまり、顔のニキビに使っている薬を背中や肩に使っても、あまり効果がないということです。
アクネ菌もマラセチア菌も黄色ブドウ球菌も肌の上にある常在菌で、正常なら悪さをしない菌です。
しかし、汗やムレ、服などの摩擦、ストレスなどの要員がニキビを作ってしまうのです。
一度、皮膚科に行き、背中ニキビを解消したことがあります。
以前、背中などに赤く腫れたニキビが大量にできたので、皮膚科に行き、飲み薬をもらって治したことがあります。
しかし、次に行ったとき、医者はもう飲み薬をくれませんでした。
なぜかというと、その飲み薬は肌の上にいる常在菌をすべて殺す薬だったからです。
常在菌は紫外線から身体を守る、傷をすばやく治すなどいい働きもしています。
それをすべて殺すのは危険ということでした。
殺菌ができるボディソープが販売されていますが、頼るのは危険です。
ましてや、肌をゴシゴシこするのも良くありません。
石けんも無理に使う必要がないということでした。
基本的にはシャワーで皮脂を洗い流すだけで十分ですが、油汚れなどあるときだけ石けんを使いなさいと指導を受けました。
それでもゴシゴシとタオルでこすらず、手でなでる程度でいいということでした。
その他・背中ニキビに有効なもの
医者からはビタミンBとCの摂取を勧められました。
なので、以下のサプリも飲んでいます。
ビタミンCが肌にいいのは有名ですが、ビタミンBはアクネ菌の食糧になる皮脂の分泌を抑えてくれます。
皮脂の分泌を抑えるには糖分をあまり食べないことが推奨されています。
そのため、糖質制限もニキビ対策に有効です。
あと、人間は必ず寝汗をかいているわけですが、化繊のパジャマは汗をあまり吸い取ってくれません。
寝るときは綿100%などの天然繊維の肌着を着用されることをおすすめします。
汗をかいたらこまめに拭くなどの処置も有効だと思います。
シャンプーにも注意しましょう。
背中ニキビができる理由のひとつにシャンプーの洗い流しが不十分というのもあります。
刺激の強いシャンプーの使用は避けましょう。
おすすめは低刺激の石けんシャンプーです。
まったく背中ニキビがなくなったとまでいうと嘘になりますが、この方法でかなり防げています。
どうしても体質というものがありますので、すべての方に有効かどうかはわかりませんが、この方法だと仮に合わなかったとしても、たいして費用もかかりません。
背中ニキビに苦しんでいる方は、一度試してみる価値があると思います。
とにかく早く赤みをなくしたい場合の対症療法としてはかなり有効だと思います。
お試しください。
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