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2020年式スバルレヴォーグを残価設定型5年リースで借りた体験談

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長年、スバルの隠れた名車エクシーガに乗ってきたのですが、エアコンが壊れ、ミラーが壊れ、さらにはタイヤがもう寿命と言われました。

出費が30万以上必要となり、しかも車検が近づいてきたため、ついに新車購入に踏み切ることにしました。

狙った車はスバルのレヴォーグです。
北米市場狙いでレガシィを大型化させたスバルが、国内用としてその遺伝子を継ぐ車として開発したモデルです。
2023年現在、二代目の2020年式が現行モデルとして人気を博しています。

レヴォーグ | SUBARU
レヴォーグの車種情報。ドライブの中で生まれる会話や笑顔、時には思いがけない風景との出会いに胸を躍らせ、このクルマと過ごす一瞬一瞬がかけがえのない時間となって人生に深く刻まれていく。新世代SUBARUのフラッグシップ、レヴォーグの魅力をご紹介...

新車を買うか?中古車を買うか?それとも……

この時点で私にはいくつかの選択肢ができました。

新車を買う・・・買うなら一括支払いか、ローンにするか。

中古車を買う・・・2020年式に限らず、先代のレヴォーグの中古車もどうか。

新車を買うのは王道ですが、ちょうど物入りな時期で、一括で買うのは予算的に厳しいかなと思いました。
レヴォーグをまともに買うと350万から450万くらいしますからね。

では、ローンにするか……しかし、金利が少し高めなのも気になりました。

中古車を検討し、スバルの公式中古車サイトから検索をかけました。

何台か目ぼしいクルマもあったのですが、人気車ということもあり、新車とそれほど値段が変わりませんでした。

リースという選択肢

スバルの公式サイトで、見積もりとローンのシミュレーションができます。

見積りシミュレーション | ご購入サポート | SUBARU
SUBARUの公式見積りシミュレーション。グレード、メーカーオプション、アクセサリーを選んで360º自由にエクステリアイメージをご確認いただきながら、簡単に見積り試算が行えます。おクルマのご検討にぜひご利用ください。

ここにアクセスしてみると、リースという選択肢があることに気づきました。

ベースとなるクルマを選び、必要な設備などを選択して計算すると、以下のように総額と月々の金額が算出されます。

レヴォーグリース見積もり1

レヴォーグリース見積2

レヴォーグリース見積3

上の図は私が実際契約した見積額です。

頭金45万で月々の払いが48,000円の60回払いとなっています。

リースで車に乗るメリット

税金、車検、点検代がすべてコミコミ

毎年5月の自動車税がエクシーガだと45,000円払う必要がありました。
固定資産税もある時期なのでお金の計算をして、用意しておく必要がありました。

しかし、リースですと所有者はあくまでリース会社なので自動車税を払う必要がありません。
車検代もリース料に含まれているため必要ありません。

車検は初回が3年に1回、その後は2年に1回あるわけですが結構痛い出費ですよね?
エクシーガだと10万から20万しました。

このお金がリース料にすべて含まれています。
そのため、「今年車検だから◯月までいくらかお金を用意しておかないと……」という計算をする必要がありません。

点検代も無料です。
メーカーによって違うのかもしれませんが、スバルの場合は半年ごとに点検があります。
法定では1年に1回点検が必要です。

この費用も必要ありません。
ブレーキパッドやオイル交換代も必要ありません(ただし、タイヤ交換代は手数料がかかります)。

つまるところ、突然の出費というのがほとんど必要ないのです。
ランニングコストがかからないわけですね。

ちなみにリースではなく、ローンで分割して車を買う場合は、税金や車検代がかかります。

総支払い額が安くなる

レヴォーグをまともに買えば、400万以上すると先述しましたが、5年リースの場合、どこまでオプションをつけるかにもよりますが、300万程度の支払いで済みます。

なぜなら、リースアップの際、150万程度で引き取ってもらえるからです。

これを残価設定といいます。

なお、仮に借りているクルマが気に入ったからそのまま乗りたいという場合、残価である150万を払えば買い取ることもできます。

少し高いグレードのクルマに乗れる

残価設定型なので総支払額が少ないため、少しグレードの高いクルマに乗ることも、オプションを充実させることもできます。

私はカーナビやバックモニターはもちろんのこと、ドラレコなども付けました。

レヴォーグのグレードもSTIに次ぐ、GT-H EX型にしました。

シートヒーターや自動で閉まるトランクが標準装備です。

頭金なしでも利用可能

毎月定額を払う方式なので、頭金なしでも借りることができます。

なので、少し高いクルマでも手を出すことができます。

もちろん毎月の支払額を減らしたいなら、ある程度頭金を入れることも可能です。

私はエクシーガの下取り額15万とプラス30万を出し、頭金にしました。

最新の車に乗り続けられる

5年後にまた新しいクルマを借りるのであれば、そのときの最新車に乗ることができる理屈になります。

今の時代、5年経てば新しい技術が次々と開発されているわけで、常にそういうものを体験することができます。

極端に言えば、5年後、電気自動車が主流になり、ガソリンが高騰している可能性もあるわけで、このメリットは大きいですね。

自動ブレーキなどの安全装置も常に最新のものが利用できるわけで安心できます。

電気自動車の場合、バッテリーの劣化が長く使うと問題となるわけですが、5年で新しいクルマに乗り換えられるなら気になりませんよね。

リースでクルマに乗るデメリット

自分のものにはならない

当たり前のことですが、あくまでリース車ですのでリースアップ後は返却を基本としています。

そのため、いくら払っても自分のものにはなりません。

※気に入った場合、残価を支払って購入することは可能です。

※再リースも可能ですが、残価分を2年ほどで支払うことになるため、月額の支払いが増えてしまうのでおすすめできません。

改造ができない

自分のものではないので、クルマの改造はできません。
クルマのチューンナップが好きな人には向きません。

ただし、メーカーの純正品ならオプションパーツなどを付けることは可能です。

クルマに穴をあけるとか、車高を落とすとか、ボディに絵を描くというレベルの改造でなければ可能と営業マンからは聞きました。

走行距離制限がある

プランにもよりますが、月1,000キロまでとか1,500キロまでという走行距離制限があります。

リースアップ後に制限を超えていると追加で支払いをする必要があります。

下取り前提で残価設定をしている手前、クルマが想像以上に傷んでいてはならないという理屈ですね。

通勤距離が長い人や遠出をすることが多い人には若干気になるところです。

毎月定額を支払う必要がある

これも当たり前のことですが、毎月決まった支払いをしなければなりません。

私の場合、毎月48,000円ほど支払っています。

突発的な出費はないわけですが、例えば賃貸住宅に住んでいる方は、家賃+クルマのリース代となるわけで、毎月の支払額が大きくなり、家計に響くかもしれません。

もし、次のクルマもリースにするなら、さらに5年間支払い続けなければなりません。
その後も続けるならさらに……

家賃もそうですが、子どもの教育費なんてものが必要となる世代には厳しいかもしれません。

安い車には向かない

例えば軽自動車の場合、毎年の税金は10,800円です。

車検と言っても、3年目や5年目の車検はさほど高額にはなりません。

走行距離にもよりますが、5年間の使用ならそれほど傷む部品もないことでしょう。

突発的なランニングコストがかからないのがリースのメリットであることからも、ランニングコストがあまりかからない車種には向きません。

とはいえ、最近の軽自動車はオプションをつけると結構高くなるので、あながち向かないとは言い切れないのですが……

人気車種なら下取り額で損するかも……

リース前に5年後に引き取ってもらう額(残価)を設定しておくわけですが、人気車種の場合、リース契約以外だと、この残価より高い下取り額がつく場合があります。

もちろん5年後のクルマの状態や市場の状況によるわけですが、スバル車はコアなファンが多いので人気の車種なら結構な下取り額がつく可能性があるわけです。

これがリースだと初めに決めた金額にしかなりません。
営業マンからは「リースに関しては手の出しようがない」と言われました。

クルマを買う場合は値切り交渉もひとつのお約束ですが、この部分についても難しいところがあるということでした。

しかし、前のクルマの下取り額をアップするとかそういう手段で値引きができるとのことでした。

実際、私のエクシーガは通常なら15万で下取りしてもらうのは困難なクルマでしたが、値引き代わりに下取り額をアップしてもらっています。

リースアップ後の選択肢

では、5年後にリースアップした場合、そのあとはどうすればいいのでしょうか?
以下の選択肢があります。

クルマを返却する

今後、もうクルマを所有することがないのであれば、返却すればそれで終わりです。

走行距離がよほど超過しているか、車がボロボロにでもなっていない限りは、追加料金なども基本的にはありません。

別のクルマを手に入れる

クルマが必要な生活を続けるなら、さらに新しいクルマをリースするか購入することになります。

まあ、これは当然のことですね。
返却してしまえば、別のメーカーのクルマに乗り換えることももちろん可能です。

購入する・再リースする

今のクルマが気に入っていて手放したくないなら、残価額を支払って買い取ることも可能です。

一括か分割可能かはメーカーによって違うようです。

また、再リースするという選択肢もあります。

しかし、再リースする場合は残価分を2年ほどで支払うことになります。

例えば残価設定額150万を24回払いで支払う場合、62,500円となるわけで、それまでの支払いより月々の額が高くなってしまいます。

それなら、最新機能のついた新しいクルマをリースした方が得ですよね?

その車種が廃止になるとか、新しいモデルがイマイチな評価だというなら別ですが……

リースする上での注意事項

保険代は別

いろいろとコミコミなリース契約ですが、保険代は別となります。

私の場合はエクシーガに乗っていた際の保険契約期間がまだ残っていたので、その中の車種を変える手続きをした形となりました。

保険プランによっては、最新の安全装置がついているクルマに乗ると保険代が安くなることもあります。

なお、リース会社指定の保険に入らないといけないわけではないので、自分のライフスタイルにあった保険に入ることも可能です。

スタッドレスタイヤは別売り

スバルのリースに関してはスタッドレスタイヤ代は別扱いでした。

コミコミにすることもできるようでしたが、タイヤ代に関してはカー用品を販売しているショップで買う方が安い場合があったり、ディーラーで買う場合でも割引キャンペーン期間があったりするので、そのときを狙った方がお得だからということでした。

言われてみれば確かにそのとおりでしたので、私はそれに従いました。

契約交渉をしたのが夏場でしたが、10月頃にディーラーで5%割引キャンペーンがあったので、そのときに買いました。

自己都合の契約破棄はもちろんダメです

いざ車に乗ってみたものの、なんかしっくりこないから違う車に変えたい……と思っても、さすがに認められません。

違約金を払うことになります。
あらかじめ試乗して、しっかり確かめておきましょう。

ただし、他社のクルマに乗りたいと思うのであれば、他社が残価額や違約金以上の下取りなり、値引きをしてくれるなら乗り換えもありかもしれません。

あと、自己都合とはいえ、重い病気や大ケガをするなど、支払いやクルマの運転が困難になった場合はさすがに認めてもらえる模様です。
人気の車種ならリース会社側もいい値で下取りに出せるので損をしないようです。

最後に、まとめなど

私は7月頃に契約しましたが、コロナ禍の影響による半導体不足もあり、実際クルマに乗れたのは11月後半でした。

それでも人気車種だったので早めの納車だったようです。

レヴォーグ自体はとても快適に乗れていて、装備にも満足しています。

購入かリースか、どれが得と考えるか、すべてはライフスタイルによるかと思います。

しかし、リース契約というのもありだな……とひとつの選択肢として考えてみてはいかがでしょうか?

 

私はスバルのディーラーでリース契約をしましたが、どこのメーカーも取り扱っているリースのサービスがあります。

毎月の距離設定や5年に限らず、もう少し長期で契約できるプランが選べます。

ディーラーで契約すると、リースアップ後、他社のクルマに乗り換えるのに気が引けることがあるかもしれませんが、あらゆるメーカーを取り扱っているサービスなら気になりません。

以下のバナーから確認してみてください。



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