「金太の大冒険」以外のつボイノリオ氏の名曲7選

芸能

「放送禁止ソングの帝王」とも呼ばれるつボイノリオ氏。

「金太の大冒険」は、あまりにも有名ですが、他にも名曲があります。

いくつか紹介させていただきます。

そもそも、つボイノリオ氏とは?

1948年、愛知県一宮市生まれのマルチタレントです。

ラジオパーソナリティでもあり、シンガーソングライターでもあり、俳優や声優としても実績があります。

ラジオパーソナリティとしてはオールナイトニッポンやハイヤング京都などが有名で、現在は名古屋を中心に活躍されています。

シンガーソングライターとしては、出す曲が次々と放送禁止になることで有名です。

2018年には、つボイ氏とリスナーがこだわる69という数字にちなんで、6月9日が「つボイノリオ記念日」として認定されました。

なぜ放送禁止となるのか?

曲を聴いてもらえば一目瞭然なのですが、文節の切るところを間違えると放送禁止になるような歌詞になるからです。

例えば「金太の大冒険」に関していえば、「金太、マカオに着く」の文節を間違えてしまうと放送できないわけですね。

なお、この曲は20日で放送禁止となったそうです。

他にも違う手法で放送禁止になったことや、要注意指定を受けたことが多数あります。

高く評価もされている

故・立川談志師匠は、そば屋で「金太の大冒険」を聴いてぶったまげたと語っておられます。

山下達郎・竹内まりや夫妻とは親交があり、山下達郎氏のラジオではつボイ氏の曲が流れることも。

また、天海祐希氏が「金太の大冒険」をカラオケで好んで歌っているとも言われています。

他のおすすめ曲

極付け!お万の方

お万という女性が各地を旅する曲ですが、お万の後に「こ」から始まる言葉を配していることから、文節の切る場所を間違えると放送禁止となります。

この曲は6日で放送禁止となったそうです。

金太に対するお万ということで、「金太の大冒険」と対になる曲でもあります。

ギターが奏でる哀愁漂うメロディが泣かせます。

吉田松陰物語

有名な幕末の志士、吉田松陰と同姓同名の幕末の志士が活動しますが、幕府に捕まって処刑されてしまう曲です。

少し詩吟風に歌うつボイ氏のボーカルが印象的です。

ちなみに吉田松陰という単語のあとに「しん」から始まるフレーズが続きます。

「吉田松陰、死んじゃいや。やり遂げて欲しかった」という具合です。

文節を間違えないようにご注意。

インカ帝国の成立

元は「インカ帝国の滅亡」という曲名で作られましたが、レコード会社の判断で、2度ボツになったいわくのある曲です。

インカ帝国初代皇帝マンコ・カパックが国を作るまでの苦労を歌った曲なのですが、名前からして、すでににおいますよね。

最後の皇帝を称えるコーラス、「オー、マンコー! オー、マンコー!」の部分が圧巻です。

くれぐれも、文節を間違えないようにご注意。

怪傑黒頭巾

横丁の近藤無線のご主人、近藤むさしさんが怪傑黒頭巾として活躍することを歌った曲。

近藤という名前のあとに「む」から始まる単語が数回登場します。

頭巾とスキンをかけています。

雪の中の二人

冬のソナタのOPに似た美しいイントロから始まる曲なのですが、歌詞の内容はつボイ氏の曲の中でも最大限にお下品だと言われています。

しかし、iTunes上では首位を取るなどヒットしています。

その内容からラジオ番組上ではネガティブキャンペーンというものが行われ、曲名は出すものの、曲は流さないという手法で宣伝されたそうです。

本願寺ぶるーす

つボイノリオ氏が学生時代に作ったとされる曲。

お経とロックを融合した前衛的な意欲作ですが、仏教を馬鹿にしているのではないかと、要注意指定を受けた経歴があります。

飛んでスクランブール

一見、歌詞だけを見ると普通の曲なのですが、古いレコードプレーヤーにあった音飛びを意図的に行うことで、前後の歌詞がクロスし、アクシデントを生む曲です。

例えば、「リラックスしたいせっかくだから……」というフレーズで、「せっ」の後で音飛びが起こり、「クスしたい」の部分まで戻ると、歌詞の意味が違ってくる悲劇を生むわけですね。

ちなみにこの部分でだけ、なぜか音飛びが頻繁に起こります。

アイデアマンらしいつボイノリオ氏らしい曲だと思います。

音飛びがなければ、普通の曲なのですが。

最後に

これらの曲はYou Tubeでもほとんどが聴けます。

これらの曲以外にも何曲か聴けます。

有志がアニメーションを作り、つボイノリオ氏にアップしていいかと確認したところ、快諾されたそうです。

聴いてみて、気に入った方はCDを購入してください。

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